26日の日経平均株価は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8700円-2万9000円。
米国株はまちまち。NYダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は36ドル安の30960ドルで取引を終えた。
米国株はやや荒い値動きとなったが、下を試しながらも切り返したことで、足元の地合いの良さを印象づけた。
ナスダックが4日続けて史上最高値を更新したこともあり、しっかりした動きが期待される。
ただ、20年3月期第3四半期(20年4-12月)の決算発表の本格化を控え、模様眺めムードが広がり、停滞商状となる場面のありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の後半(25日終値は103円70-71銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同126円30-34銭)とやや円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比45円高の2万8825円だった。
【好材料銘柄】
■コーエーテクモホールディングス <3635>
今期経常を32%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も28.5円増額。
■インソース <6200>
上期経常を46%上方修正。
■山洋電気 <6516>
今期税引き前を84%上方修正、配当も5円増額。
■岡部 <5959>
前期経常を11%上方修正。
■日本電産 <6594>
今期税引き前を10%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.68%にあたる400万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。
■HIOKI <6866>
今期経常は18%増益、10円増配へ。
■テイツー <7610>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.46%にあたる100万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月26日から2月26日まで。
■東京計器 <7721>
株主優待制度を新設。毎年3月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイントを(保有株数に応じて3000~5万ポイント)付与する。
■キヤノン電子 <7739>
前期経常を29%上方修正。
■フィンテック グローバル <8789>
東証は2月1日付で東証2部に市場変更する。
【主な経済指標・スケジュール】
26(火)
【国内】
40年国債入札
日銀金融政策決定会合議事要旨(20年12/17~18開催分)
《決算発表》
オービック、日東電、ディスコ、OBC、コメリ、京阪神ビ、マクアケ、信越ポリ、KOA、FDK、タツタ線、リョーサン、未来工業、澤田HD、SMK
【海外】
FOMC(~1/27)
米11月S&Pコアロジック・ケース・シラー・住宅価格指数(23:00)
米1月消費者信頼感指数(1/27 0:00)
IMF世界経済見通し発表
《米決算発表》
マイクロソフト、アメリカン・エキスプレス、ネクステラ・エナジー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、スリーエム、ベライゾン・コミュニケーションズ、ゼネラル・エレクトリック、ロッキード・マーチン、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ、スターバックス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
