15日の日経平均株価は堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2600円-2万2800円。
きのう14日に下落した反動や、現地14日の米国株式が上昇した動きを受け、買い先行のスタートとなろう。
日銀会合で金融政策に変更がない場合、後場の上値を抑える要因にはなり得るが、良好な地合いを大きく悪化させるほどの材料にはならないだろう。アジア株高や米株先物の上昇など追加の好材料があれば、好地合いが続くと予想する
ただ、トランプ米大統領は現地14日、香港への優遇措置を廃止する大統領令に署名したと発表。香港や中国・上海の株式市場の反応をみたいとして、買い一巡後は模様眺めムードが広がる場面も想定される。2万2800円近辺では戻り売りに押される可能性もあるだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(14日終値は107円26-28銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の前半(同121円54-58銭)と円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比130円高の2万2700円だった。
【好材料銘柄】
■JESCOホールディングス<1434>
9-5月期(3Q累計)経常は4.1倍増益・通期計画を超過。
■AMBITION<3300>
前期経常を2倍上方修正、配当も4.48円増額。
■ロコンド<3558>
非開示だった今期経常は黒字浮上で3期ぶり最高益更新へ。
■メディカルネット<3645>
今期経常は50%増益へ。また、岡山大学と口臭センサーを開発。
■サイバーリンクス<3683>
総務省と経済産業省から「電子委任状取扱業務」の認定を取得。
■PR TIMES<3922>
3-5月期(1Q)経常は39%増益・上期計画を超過。8月4日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■ラクス<3923>
非開示だった今期経常は2.8倍増で2期ぶり最高益更新へ。6月全社売上高は前年同月比34.3%増と高成長が続いた。
■セラク<6199>
9-5月期(3Q累計)経常が69%増益で着地・3-5月期も24%増益。
■SERIOホールディングス<6567>
今期経常は20%増で4期連続最高益、2円増配へ。
■イズミ<8273>
非開示だった今期経常は4%増益、未定だった配当は80円実施。
■ポエック<9264>
9-5月期(3Q累計)経常が89%増益で着地・3-5月期も3倍増益。
■いちご<2337>
今期経常を12%上方修正、未定だった配当は7円実施。
■チームスピリット<4397>
今期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ブロードバンドセキュリティ<4398>
前期経常を16%上方修正・最高益予想を上乗せ。
【主な経済指標・スケジュール】
15(水)
【国内】
黒田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望を公表
6月首都圏マンション発売(13:00)
6月訪日外客数
《決算発表》
マネフォワ-ド、ベイカレント、不二越、TKP、北の達人、サーバーワクス、メディアドゥ、日本国土、サムティ、RPA、日置電、ベクトル、松屋、テラスカイ、大庄、ヨシムラフード、バロック、バリュエンスH、ミツバ、グッドパチ、トウキョベース、アクトコール、串カツ田中、ナカノフドー、DDHD、ウォンテッドリ、日フイルコン、ノダ、GameWith、エムビーエス、AHCG、U&C、エディア
【海外】
米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
米6月鉱工業生産(22:15)
ベージュブック
《米決算発表》
ゴールドマンサックス
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