日経平均株価終値は、前日比155円42銭高の2万2662円74銭と反発した。
米中貿易摩擦への警戒や決算ピークの中で積極的な売買が手控えられるなか、前日に好決算を発表したソフトバンクGが日経平均をけん引する格好となった。
マザーズ指数は1000Pt割れ目前で踏ん張りをみせており、ダブルボトム形成が意識されるものの、東証2部指数、JASDAQ平均はマイナス圏での推移であり、個人主体の需給状況は思わしくないだろう。
まずは、マザーズ指数のボトム形成を見極めたいところである。
明日(8日)の東京株式市場は、引き続き4~6月期決算発表の内容を評価しながらの個別銘柄物色が全体相場を支えるかたちで、堅調な推移となりそうだ。
ただ、海外投資家の手控え姿勢が続いており、東証1部の売買代金は低水準が続きそうだ。
2万2500円近辺のもみ合いを明確に上に抜けてくれば、テクニカル面からは買いが入りやすくなり、2万3000円を超えてくればニューマネーの資金流入も期待できるだろう。明日は直近の戻り高値となる2万2775円(8/1)を上回り、上昇気流に乗ることができるかに注目したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
23115.86 ボリンジャー:+2σ(25日)
23115.74 ボリンジャー:+2σ(13週)
22823.41 ボリンジャー:+1σ(13週)
22750.59 ボリンジャー:+1σ(25日)
22738.99 ボリンジャー:+1σ(26週)
22662.74 ★日経平均株価7日終値
22584.70 6日移動平均線
22563.84 均衡表転換線(日足)
22531.09 13週移動平均線
22471.71 75日移動平均線
22411.41 均衡表雲上限(日足)
22385.31 25日移動平均線
22366.12 200日移動平均線
22340.64 均衡表雲下限(日足)
22238.76 ボリンジャー:-1σ(13週)
22237.26 均衡表転換線(週足)
22206.14 均衡表基準線(日足)
22196.89 新値三本足陰転値
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