4日の東京株式市場は続伸後、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1500円-2万1800円。
米国株が上昇し、為替も円安と東京株式には追い風の流れだろう。
日経平均株価も先週金曜に直近高値を更新するなど上昇基調が続いており、良好な外部環境を素直に好感する展開となりそうだ。
26週線(2万1669円、1日時点)を上回ることになり、テクニカルの好転が上昇を後押ししやすい。5日から開幕する中国全人代も下支え材料になると期待でき、上昇して始まった後も強い基調が続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半(前週末1日終値は111円81-82銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の前半(同127円15-19銭)と小動き。為替の落ち着きも支援材料になるとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比135円高の2万1755円だった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
21755 ( +135 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
21760 ( +140 )
( )は大阪取引所終値比
【好材料銘柄】
■ビープラッツ<4381>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■巴工業 <6309>
11-1月期(1Q)経常は59%増益で着地。
■ITbookホールディングス <1447>
情報を流出させないサイバー攻撃対策システム「DDH BOX」を地方自治体を中心に販売開始。
■国際石油開発帝石 <1605>
米テキサス州のシェールオイル生産・開発権益をGulf Tex Energy社から取得。米国でのシェールオイル生産開発事業に初参入。
■伊藤園 <2593>
5-1月期(3Q累計)経常が5%増益で着地・11-1月期も2.2倍増益。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
4(月)
2月マネタリーベース(8:50)
《決算発表》
DyDo、ティーライフ、ゼネパッカー、エイケン工業、タカショー、ピープル、ピジョン、泉州電
【海外】
米12月建設支出(3/5 0:00)
《米決算発表》
セールスフォース・ドットコム
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
