堅調な展開か。

25日の日経平均株価は続伸後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、2万6000円-2万6500円。
NYダウ平均は454ドル高の30046ドルで取引を終えた。ワクチン開発への期待や新政権の政権移行作業の進展を好感して、リスクオンムードが強まる展開。景気敏感株が上昇を先導し、ダウ平均は注目の節目を突破して一時30100ドル台まで上値を伸ばした。
運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが日本株にも入りそうだ。
日経平均は前日の終値(2万6165円)と比べて300円超高い2万6500円程度までの上昇余地を見込む声があった。
ただ、上昇ピッチが速いことから、買い一巡後には短期的な警戒感が浮上する場面も想定される。引き続き、時間外取引での米株価指数先物の動きに左右される展開となりそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の半ば(24日終値は104円46-47銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の前半(同123円76-80銭)とやや円安方向にある。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比240円高の2万6470円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■リプロセル <4978>
出資先であるクリングルファーマのマザーズ上場が承認。
 
■トーヨーカネツ <6369>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.9%にあたる50万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は12月1日から21年3月24日まで。
 
■セキド <9878>
韓国の化粧品製造・販売企業であるL&P COSMETICと合弁会社を設立する。
 
■FRONTEO <2158>
第一種医療機器製造販売業許可を申請。世界初となる言語系AI医療機器の上市に向けた体制を整備。
 
■アクロディア <3823>
新型コロナウイルス対応PCR検査サービスで医療法人錦秀会と業務提携。
 
■メドレックス <4586>
東京医科歯科大学との共同研究で、がん抑制型miR-634を内包した「miR-634 軟膏製剤」を開発し、皮膚扁平上皮がん担がんと皮膚化学発がんのマウスモデルを用いて、同製剤による抗腫瘍効果およびEGFR阻害剤との併用効果を確認。
 
■ペプチドリーム <4587>
米ヤンセンファーマから創薬共同研究開発プログラムに係るマイルストーンフィーを受領する。また、ペプチド放射性医薬品に関する戦略的パートナーの米RayzeBio社からマイルストーンフィーとして同社の一部株式を受領する。
 
■セルシード <7776>
鳥取大学発ベンチャー企業であるカノンキュアが再生医療等製品として開発を進める間葉系幹細胞を利用した肝疾患治療用細胞シートの治験製品製造に向けた技術移転契約を締結。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
 25(水)
【国内】
40年国債入札
《決算発表》
プラネット
 
【海外】
米7-9月期GDP改定値(22:30)
米10月耐久財受注(22:30)
米10月個人消費支出・個人所得(11/26 0:00)
米10月新築住宅販売(11/26 0:00)
FOMC議事録(11/4~11/5開催分)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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