3日の日経平均株価は、続伸後も堅調な展開となりそう。
日経平均株価は予想レンジの2万3200円-2万3600円。
国株は上昇。ダウ平均は454ドル高の29100ドルで取引を終え、2月以来の29000ドル台回復となった。きのう2日の堅調な地合いや、現地2日の米国株式が大幅に上昇した動きなどから、日経平均は8月25日の高値2万3431円を上回るスタートも想定される。
米株に比べ出遅れている日本株に注目する海外投資家もいるという。日経平均株価は、新型コロナウイルス感染拡大による急落前の水準(2月21日終値2万3386円74銭)を上抜けることが見込まれ、投資家心理の好転から、心理的なフシ目の2万3500円が意識されそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半(2日終値は106円06-07銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円93-97銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比205円高の2万3505円だった。
【好材料銘柄】
■メディネット<2370>
慶應義塾が国立がん研究センターとの新型コロナウイルス感染症の予防を目的とした自家樹状細胞ワクチンの共同開発に参画。
■パイプドHD<3919>
今期最終を一転9%増益に上方修正・最高益更新へ。
■ビープラッツ<4381>
サブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」が経済産業省「IT導入補助金2020」の対象ツールに認定。
■スカパーJSATホールディングス<9412>
4-6月期(1Q)経常は57%増益で着地。
■ベガコーポレーション<3542>
東証が3日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■日本情報クリエイト<4054>
家賃保証会社のフォーシーズとオンライン入居申し込みシステム「電子入居申込サービス」で提携開始。
■ロゼッタ<6182>
バーチャル海外旅行の開発・販売事業を手掛ける子会社を設立。
■良品計画<7453>
8月直営既存店売上高は前年同月比6.9%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
■ファーストリテイリング<9983>
8月の国内ユニクロ既存店売上高は前年同月比29.8%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
【主な経済指標・スケジュール】
3(木)
【国内】
30年国債入札
《決算発表》
ロックフィール、泉州電、ラクーンHD、アルチザ、不二電機
【海外】
米7月貿易収支(21:30)
米8月ISM非製造業指数(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
