堅調な展開か。

22日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1400円-2万1700円。
米国株は21日の大幅高で前日の下げ分を埋めており、FOMCを受けてのネガティブ反応は一時的にとどまった。米国株の強い基調には変化なしとの見方から、日本株は買いが優勢の展開を予想する。
一方で、手掛かり材料難のなか、週末要因も重なり、様子見姿勢の強い地合いとはなりそう。引き続き、中国・上海総合指数や時間外取引での米株価指数先物の動きに振らされる場面も想定される。物色の中心は、中小型株になるとみられる。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半(20日終値は111円59-60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円60-64銭)と円高に振れていることも重しとなりそうだ。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比15円安の2万1415円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■テモナ<3985>
東証が4月12日付で東証1部に市場変更する。また、市場変更の形式要件を充足することを目的として26万株の立会外分売を実施する。
 
■石原産業 <4028>
今期配当を12円で14期ぶり復配へ。
 
■インテリジェント ウェイブ<4847>
東証が27日付で市場1部に指定する。
 
■廣済堂<7868>
旧村上ファンド系のレノと南青山不動産が対抗TOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株750円で買い付け期間は3月22日から4月18日まで。
 
■田辺工業<1828>
今期配当を5円増額修正。
 
■フィル・カンパニー<3267>
投資型クラウドファンディングサービスを展開するクラウドポートと業務提携し、同社の企画・開発物件を対象とする「フィルまちづくりファンディング」を組成。
 
■クスリのアオキホールディングス<3549>
6-2月期(3Q累計)経常が18%増益で着地・12-2月期も25%増益。
 
■ウェルス・マネジメント <3772>
「ホテル東山閣」を運営する山陽興業の全株式を取得し子会社化する。中期経営計画を策定。22年3月期に経常利益40億円(19年3月期計画は12.7億円)を目指す。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
22(金)
2月消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
サツドラHD、オプトエレクト
 
【海外】
米2月中古住宅販売(23:00)
米2月財政収支(3/23 3:00)
《米決算発表》
ティファニー
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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