29日の日経平均は大幅反発。終値は275円高の36026円。26日の米国株は強弱材料入り交じる中、3指数がまちまちで終了。しかし、東京市場ではインテルの失望決算を先んじて消化していたことから、上昇して始まった。前営業日に大幅安となった反動でほぼ全面高となり、すぐに上げ幅を3桁に拡大。節目の3万6000円を上回り、3万6100円台まで水準を切り上げた。
決算が本格化し始めており、業績推移がどうなるのかがポイントだろう。また、今週は海外で重要イベントも控える。最大の注目は明日から始まる米FOMCだ。今後の利下げ時期に関する議論について、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がどの程度言及するか注目したい投資家が多い。
また、31日には国内でも、日銀の金融政策決定会合に関しての主な意見が発表される。1月会合の植田和男総裁の記者会見は示唆に富む内容だったが、マイナス金利解除後の議論などで新たな示唆があるのか確認したいうえ、それを受けた為替市場の動きにも警戒が必要だろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
38469.10 ボリンジャー:+3σ(25日)
37842.96 ボリンジャー:+3σ(13週)
37304.39 ボリンジャー:+3σ(26週)
37225.55 ボリンジャー:+2σ(25日)
36557.30 ボリンジャー:+2σ(13週)
36217.58 6日移動平均線
36177.88 均衡表転換線(日足)
36026.94 ★日経平均株価29日終値
35982.01 ボリンジャー:+1σ(25日)
35869.45 ボリンジャー:+2σ(26週)
35577.11 新値三本足陰転値
35271.64 ボリンジャー:+1σ(13週)
34819.47 均衡表基準線(日足)
34738.46 25日移動平均線
34594.95 均衡表転換線(週足)
34434.51 ボリンジャー:+1σ(26週)
33985.98 13週移動平均線
33736.09 均衡表基準線(週足)
33494.92 ボリンジャー:-1σ(25日)
33204.23 75日移動平均線
32999.56 26週移動平均線
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