地合い好転か

 
 
 
 
【日経平均】
39461円47銭(△497円77銭=1.28%)
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【TOPIX】
2765.59(△32.26=1.18%)
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【グロース250】
687.45(▲5.21=0.75%)
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【プライム売買高】20億3238万株(▲4億3466万株)
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【売買代金】4兆9684億円(▲4417億円)
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【値上がり銘柄数】1260(前日:851)
【値下がり銘柄数】337(前日:743)
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【新高値銘柄数】57(前日:52)
【新安値銘柄数】7(前日:34)
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【25日騰落レシオ】104.70(前日:100.21)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は大幅高で3日続伸、一時600円高
 2.NYダウ下落も為替の円安進行が追い風材料
 3.オプションSQ目前、先物主導の買い仕掛け
 4.ロシア・ウクライナ戦争終結への期待感も
 5.値上がり銘柄数が77%占め、S高銘柄相次ぐ
 
 
 
きょうは出来すぎの感があり、目先は反動にも注意を払う必要がある。12日の米国株は長期金利の上昇に耐性を示したが、本日13日には1月生産者物価指数(PPI)、14日には1月小売売上高が発表される。これらがすべて強かった場合、米長期金利の上昇に勢いがつきすぎて、米国株が大きく崩れるリスクがあるだろう。
 
さて、東京株式市場は日経平均が大きく上昇して直近の安値圏(3万8000円台半ば)からの離脱を鮮明にしてきた。25日移動平均線(3万9140円)も超えて全ての移動平均線をクリア。再びボックス上限の4万円を目指す動きとなっている。トランプ次第で風向きはいくらでも変わってしまうが、金利上昇や円高などへの耐性が十分に示され、春に向けて上値余地のありそうな雰囲気にある。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
 
40590.78  ボリンジャー:+3σ(25日)
40453.01  ボリンジャー:+2σ(13週)
40107.20  ボリンジャー:+2σ(25日)
39815.96  ボリンジャー:+1σ(13週)
39714.29  ボリンジャー:+1σ(26週)
39623.62  ボリンジャー:+1σ(25日)
 
39461.47  ★日経平均株価13日終値
 
39325.00  均衡表雲上限(日足)
39226.96  均衡表転換線(週足)
39178.92  13週移動平均線
39172.24  均衡表基準線(日足)
39140.03  25日移動平均線
39055.21  均衡表雲下限(日足)
39041.82  均衡表転換線(日足)
39014.27  75日移動平均線
38985.23  6日移動平均線
38776.87  26週移動平均線
 
節目の39000円を上放れて寄り付き、ローソク足はマド空けを伴う陽線を描いて買い気の強まりを窺わせた。終値が25日移動平均線の上方に復帰するとともに、一目均衡表は株価の雲上限越えで三役逆転の弱気形状を返上し、地合い改善を示唆した。ただ、25日線は日経平均、TOPIXともに下降を続けていることから、明日以降も一定の売り圧力が残ることとなろう。ボリンジャーバンドでは、-2σから+2σの各線が中心線との距離を縮める5本線収束の過程にあり、膠着感が強まる方向にあるようだ。
 

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