各通貨ペアでまちまちの値動き。

[概況]
8日欧州時間の東京外国為替市場は、各通貨ペアまちまちの値動きとなった。

米ドル円は113円台を方向感無く推移、この他、クロス円通貨については英ポンド円が一時149.32円まで、本営業日の安値を更新するなど、各通貨ペアでまちまちの値動きとなった。

この値動きについて一部の市場関係者からは、積極的な取引に結びつく材料に欠けており、方向感が出にくいようだ。

英ポンド円については、欧州時間開始に近づくについてれ売りが入ったようだが、具体的な材料は確認できなかったといった声が聞かれている。

この後の時間については、米税制改革の動向に注目が集まりそうか。

早朝に米上院共和党指導部は法人税の減税について、大半の実施を1年延期することを検討しているとの報道があり、米ドル売りが入る展開が見られる場面があった。

12月に米FOMCは利上げを決断することが確実視されるなか、税制改革動向は不安定要因として影響するだろうという指摘もあった。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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