各主要通貨に対して円高の展開。

[概況]

18日、東京外国為替市場では各主要通貨に対して円高の流れとなった。
 
東京時間に、豪準備銀行(RBA)が6月理事会の議事録を公開した。
同議事録の内容で、今後更なる金融緩和が適切となる可能性が高いとの認識であったことなどを受け、豪ドル円は一時73.925円まで下落し、一方で米ドル円は108.190円まで弱含む展開となった。
 
その後、欧州時間に入り、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がポルトガルのシントラで開催中のECB年次フォーラムの講演において、量的緩和も含めて追加緩和措置を講じる用意があるなどの発言が報じられており、ユーロ円は一時121.090円まで下落する展開となっている。
 
現在は、米ドル円は108.310円付近、ユーロ円は121.160円付近、豪ドル円は74.110円付近で推移しており、引き続き各国中銀による金融緩和政策の思惑などから円買いとなる可能性が考えられそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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