反落後、もみ合い展開か

 
22日の日経平均株価は反落しそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万2200円-2万2450円。
19日の米株式市場で、NYダウ工業株30種平均は前日比208ドル安の2万5871ドルで終えた。米国株は全面安ではないが、ダウ平均が200ドル超の下落と大きめの下げとなっており、日本株はこれを嫌気して売りに押されると予想する。
 
感染再拡大に関するニュースが多く出てくる中、米国では空運やクルーズなど、経済活動再開の恩恵がある銘柄が売られており、場中も警戒ムードの強い動きが続くだろう。ただ、5日線(2万2280円、19日)はサポートになると期待でき、同水準を下回るような場面があれば、押し目買いが入ると想定される。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同19日の大阪取引所終値比220円安の2万2290円だった。
為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の後半(前週末19日終値は106円96-97銭)、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の半ば(同119円93-97銭)とやや円高方向にある。
米株価指数先物が大きく動いた場合は、日本株にも影響をもたらすだろう。
 
22日は5月の食品スーパー売上高と主要コンビニエンスストア売上高が公表される。海外では5月の米中古住宅販売件数の発表を控える。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■テラ <2191>
メキシコで実施中の新型コロナウイルス感染症治療の臨床試験について、同国イダルゴ州知事がその成果を見極めた上で、近々に薬事申請に向けて共同作業に着手すると発言。
 
■大阪有機化学工業 <4187>
上期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額。
 
■MRT <6034>
新型コロナウイルス感染症に対応する医療人材の確保に向け、厚生労働省からの要請を受けた一般社団法人 日本人材紹介事業協会と連携する。
 
■テクノホライゾン・ホールディングス <6629>
AV機器やシステムの販売・設置工事を展開するシンガポール・Esco社の全株式を取得し子会社化する。取得価額は13億円。
 
■ポート <7047>
SBI FXトレードのWEBサイトで5月から共同コンテンツを公開。
 
■Amazia <4424>
女性向けのマンガやニュース配信をメインとするエンターテインメントアプリ「Palfe(パルフェ)」をリリース。
 
■凸版印刷 <7911>
前期経常は36%増益で着地・1-3月期(4Q)経常は77%増益、今期業績は非開示。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
22(月)
【国内】
《決算発表》
ツルハHD、コーセル
 
【海外】
米5月中古住宅販売(23:00

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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