反落後、もみ合い展開か

 
6日の日経平均株価は反落後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7600円-2万8000円を想定。
米11月雇用統計では、非農業部門雇用者数が21.0万人増と、市場予想の55.0万人増を大きく下回った。一方、失業率は前月の4.6%から4.2%に改善。これらを受けた米国株は下落。NYダウ平均は59ドル安の34580ドルで取引を終えた。
日経平均株価は、前週末3日に大幅反発した反動や、現地3日の欧米株式が下落した動きもあり、売り先行スタートとなりそう。手がかり材料に乏しいなか、新型コロナ変異株「オミクロン型」の世界的な流行懸念から、リスク回避姿勢が強まる場面も想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の後半(前週末3日は113円37-38銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(同128円03-07銭)と円高方向に振れていることから、輸出関連銘柄には、重しになるとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同3日の大阪取引所清算値比280円安の2万7790円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■ファーマフーズ <2929>
8-10月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
 
■夢展望 <3185>
東証が6日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■ウチダエスコ <4699>
内田洋行 <8057> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株4130円で3日終値を91.2%上回る水準。買い付け期間は12月6日から22年1月24日まで。
 
■月島機械 <6332>
JFEエンジニアリングと水エンジニアリング事業の統合に向けた協議を開始。
 
■INCLUSIVE <7078>
東証が6日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■内田洋行 <8057>
8-10月期(1Q)経常は7.3倍増益で着地。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
6(月)
【国内】
臨時国会召集
《決算発表》
ACCESS
 
【海外】
ユーロ圏財務相会合

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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