反落後、もみ合い展開か

4日の日経平均株価は反落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万500円-2万700円。
3日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前営業日比285ドル安の2万6118ドル02セントで終えた
景気の減速懸念が意識された。また、米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る警戒感も強く、投資家心理の重荷となりそうだ。
 
前日までの東証1部の売買代金は2日連続で1兆3000億円台と薄商いが続いており、市場では「きょうも薄商いの中で小幅な値動きとなる可能性がある」との見方。
手掛かり材料に乏しいなか、5日移動平均線(3日時点で2万578円)を終値ベースで維持できるか否かに注目が集まりそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(3日終値は105円98-99銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=116円台の前半(同115円93-97銭)と円安方向にある。
外国為替市場で対ドルでの円高は一服感もあり、売り一巡後は買い戻しの動きが見られそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比70円安の2万590円だった。
 
【好材料銘柄】
 
■イマジニア <4644>
スマートフォン向けゲーム「メダロットS」の事前登録を開始。
 
■ジョルダン <3710>
LINEアプリ内で「ジョルダン乗換案内」を提供開始。
 
■チェンジ <3962>
出資先のAI CROSSがマザーズへの新規上場を承認された。
 
■カイノス <4556>
光通信 <9435> が3日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、光通信の同社株式保有比率は5.00%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
 
■ナルミヤ・インターナショナル <9275>
8月既存店売上高は前年同月比6.3%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
■ファーストリテイリング <9983>
国内ユニクロ事業の8月既存店売上高は前年同月比9.9%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
 
■ベステラ <1433>
再生資源製造業者のリバーホールディングスと資本業務提携。
 
■ディップ <2379>
RPAサービス「コボット」が導入企業2200社以上の派遣会社向け基幹システム「スタッフナビゲーター」と連携開始。
 
■エービーシー・マート <2670>
8月既存店売上高は前年同月比1.3%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
 
■アダストリア <2685>
8月既存店売上高は前年同月比5.5%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
■アークランドサービスホールディングス <3085>
8月かつや既存店売上高は前年同月比3.0%増と9ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
4(水)
《決算発表》
モロゾフ、ティーライフ、エイケン工業、楽天地
 
【海外】
米7月貿易収支(21:30)
ベージュブック
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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