【寄り付き概況】
15日ので日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比165円07銭安の2万7991円14銭。
寄り付きの東京株式市場は主力株をはじめリスク回避目的の売りが先行している。前日の米国株市場では、注目されたFOMCの結果を受け売り優勢に傾いたが、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下げ幅は限定的だった。
東京株式市場では前週末以降に日経平均が大きく水準を切り上げていたことで、その反動もあって売りに押される展開を余儀なくされている。
ただ米株市場が大崩れしなかったことから下値抵抗力も発揮しそうで、2万8000円大台ラインを意識した攻防となる可能性があるだろう。
金融引き締めの長期化観測から、キーエンスやZHDなどのグロース(成長)株に売りが目立つ。東証株価指数(TOPIX)も下落している。
個別では、SMC、オリンパス、HOYAは安い。信越化、TDK、安川電も下落。半面、三越伊勢丹、JR西日本、川崎汽は高い。
