反落スタート、米株安で400円安

【寄り付き概況】
 

19日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比462円71銭安の3万1579円54銭。
 
主力株をはじめ広範囲に売りがかさみ、日経平均は3万2000円台を大きく割り込んでのスタートとなった。
前日の米国株市場では米10年債利回りが4.9%台に上昇し16年ぶりの高水準となったことで、株式市場の相対的な割高感が意識されハイテク株中心に幅広い銘柄が売られる展開となった。
 
東京株式市場でも米国の軟調地合いを引き継いでリスク回避目的の売り圧力が強い。国内でも10年債利回りが前日に0.8%台まで上昇しており、金利上昇に対する警戒感が高まっている。取引時間中はアジア株市場や米株価指数先物、外国為替市場の動向などを横目に不安定な値動きが予想される。
 
半導体大手のエヌビディアが大幅に下落し、東京株式市場でも東エレクやアドテストなど半導体関連株に売りが波及している。
 
日本政府観光局(JNTO)が18日発表した9月の訪日客数は218万4300人で、新型コロナウイルス流行前の水準をほぼ回復した。JR東日本やJR西日本は底堅く推移している。東証株価指数(TOPIX)は反落している。
 
個別では、三菱自やファナック、第一三共が安い。一方、INPEX、サッポロHDが上げている。
 
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