【寄り付き概況】
18日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比172円58銭安の3万8364円
前日の欧州株市場で主要国の株価が総じて軟調だったことや、米国でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下値を探る展開となったことを受け、東京株式市場でも広範囲に利益確定の動きが優勢となっている。
中東情勢への警戒感が拭えないなか、トランプ・石破会談で進展のみられなかった日米関税交渉に対する不透明感も上値を重くしている。
また、日本時間あす未明に判明するFOMCの結果は現状維持で市場は織り込んでいるが、その後のパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑も買い手控え要因となりやすいだろう。
一方、為替がドル高・円安方向に振れていることは全体指数の下支え材料となりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は小動き。
個別では、東エレクやソフトバンクグループ(SBG)が安い。中外薬やTDKが下落した。ファナックやニデックが売られた。一方、アドテストが高い。任天堂やリクルートが上昇した。SUBARUやホンダが買われた。
