反落スタート、米株安で売り先行

【寄り付き概況】

1日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比81円99銭安の2万7363円57銭。

前日の米国株市場では引き続き利上げ長期化への警戒感がくすぶるなか、NYダウは200ドルを超える下落となり、これを受けて東京株式市場でも買い手控えムードが漂っている。
米10年債利回りが一時4%近くまで上昇し、景気敏感株などに売りがかさんだが、ハイテク株への売り圧力は限られ、ナスダック総合株価指数は相対的に強さを発揮した。
前日の米市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が小幅高だった。製造装置のアプライドマテリアルズの大幅高がけん引した。同業の東エレクなどには買いがみられる。

東京株式市場では日経平均の上値は重いものの押し目買い需要は活発で、ここ連日2万7000円台半ばの狭いレンジで売り買いを交錯させている。きょうも根強い買いが入り、下値抵抗力を発揮する可能性があるだろう。

東証株価指数(TOPIX)は反落している。

個別では、第一三共と中外薬が下げた。ファストリとダイキンが安い。一方、三菱商と三井物が高い。コマツと日立建機も買われている。

 

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