反落スタート、米株安が重荷

【寄り付き概況】

6日午前の日経平均株価は、前営業日比71円41銭安の3万1003円95銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、0.49ポイント高の2264.25で始まった。

前日の米株式市場は、NYダウが9ドル安と小幅安。米金融引き締め長期化に対する警戒感は依然として強いなか、6日の米9月雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まった。米国株が小幅安となった流れを受け、東京株式市場も小幅に値を下げて始まった。また、為替は1ドル=148円50銭前後と前日夕方に比べ円高で推移している。

日経平均は足元までの下落で4カ月ぶりの安値圏にある。そのなかで前日に548円高と急反発したため過度な下値不安は後退しており、相場の底入れを狙った短期目線の買いが下値を支えている。

寄り付き時点で業種別では33業種中、19業種が高く、値上がりは空運、証券、陸運、不動産、小売りなど。値下がり上位に鉱業、石油、保険、銀行など。

東証株価指数(TOPIX)、JPXプライム150指数は一進一退となっている。

個別では、三菱UFJや三井住友FGの下げが目立つ。トヨタも売られている。一方、サッポロHD、味の素が高い。三井不も買われている。

 

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