【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比446円30銭安の3万1840円91銭。
前日の米株式市場は、NYダウが前日比373ドル安と反落。今晩のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に対する警戒感が強まり、売りが先行する展開となった。このなか、日経平均株価も値を下げてスタートした。
東証株価指数(TOPIX)も反落して始まった。
為替は1ドル=146円00銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
米長期金利の上昇を背景にナスダック総合株価指数は1.9%安となった。25日の東京市場でもアドテストや東エレクといった値がさの半導体関連株に売りが出て日経平均を押し下げている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、1業種が高く、値上がりは海運のみ。値下がり上位に電機機器、非鉄、水産、機械、小売り、鉄鋼など。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、信越化が安い。KDDIや京セラが下げている。ファナックや安川電も売られた。
一方、クラレが高い。川崎汽や商船三井が買われている。
