反落スタート、米ハイテク株安で売り

【寄り付き概況】

19日の日経平均株価は反落して始まった。始値は3連休前の前週末比236円86銭安の3万3296円23銭。

前日の欧州株市場は総じて軟調だったが、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに小幅上昇して引けた。
ただ、両指数いずれも前週末に下値を試す動きをみせており、3連休明けとなった東京市場でも足もとはリスク回避ムードに傾いている。日経平均は前週後半に2営業日合計で820円あまりの上昇をみせており、きょうはその反動で利益確定の動きが出やすいところだろう。
外部環境面では原油市況の高騰が警戒されるほか、今週は日米で金融政策決定会合を控えていることもあって、目先ポジション調整の売りを誘発している。

主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3%安となった。日本が祝日で休場だった18日も小幅な反発にとどまり、直近まで堅調だった日本株の利益確定売りを促している。

ホンダやトヨタ、三井物などは上昇し、大型の割安株を物色する流れは継続している。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に下落している。

個別では、ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリ、アドテスト、ニデックが安い。一方、キヤノン、任天堂、オリンパスは高い。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次