反落スタート、米ハイテク株安が重荷

【寄り付き概況】
 

25日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前週末比417円27銭安の3万8359円67銭。
 
主力株を中心にリスク回避の売りが噴出し、日経平均株価は大幅安でのスタートを余儀なくされている。ここにきて米株市場が波乱含みの展開で前週末にNYダウが今年最大の下げ幅を記録、ナスダック総合株価指数も急落した。週明けはNYダウが小幅ながら自律反発に転じたものの、ナスダック指数が下げ止まらず下値を模索する動きにあり、東京株式市場でも投資家心理が弱気に傾いている。日経平均は3万8000円台前半に水準を切り下げ、米株価指数先物や為替の動向次第では一気に3万8000円大台攻防を意識させるような荒い値動きが想定されるだろう。
 
東証株価指数(TOPIX)も反落している。
 
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が下落している。一方、中外薬やキヤノン、ニトリHDが上昇している。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が投資拡大に意欲を示した三菱商など商社株も買われている。

 

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