反落スタート、米ハイテク株安が重荷

【寄り付き概況】
 

11日の日経平均株価は大幅に反落して始まった。始値は前週末比456円80銭安の3万9232円14銭。
 
東京株式市場は先物主導の売りで、主力ハイテク株を中心に大きく下値を探る展開で始まった。前週末の米国株市場では半導体セクターに売りがかさむなどハイテク株への利益確定売りが目立ち、NYダウをはじめ主要株価3指数が揃って3日ぶりに反落する展開となった。
 
この日の取引開始前に発表された2月の米雇用統計は強弱入り交じる内容だったが、米株市場は嫌気することなく朝方は総じて買い優勢、しかしその後は利食い急ぎの動きが表面化した。ナスダック総合株価指数の下げが相対的に大きくなっており、東京株式市場でもハイテクセクターに向かい風が強い。外国為替市場でドル安・円高が進んでいることもネガティブに作用している。
 
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
 
個別では、荏原やフジクラ、三井金が下落している。一方、住友ファーマやエーザイ、大日印が上昇している。
 
 
株ちゃんofficial xはこちら!
目次