反落スタート、米ダウ平均下落受け

【寄り付き概況】
 

12日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比269円64銭安の3万8865円15銭。
 
前日は政局不安を背景に欧州株市場が全面安に売られたほか、米国株市場でも米消費者物価指数(CPI)やFOMCなど重要イベントを前に持ち高調整の売りが上値を押さえ、NYダウは反落した。ただ、アップル<AAPL>が大幅反発するなどハイテク株の一角が強い動きを示し、ナスダック総合株価指数は上値追いを継続、最高値を連日更新している。
 
ただ、東京株式市場では週末にメジャーSQ算出や日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えており見送りムードが強い。日経平均は寄り付き3万9000円台を割り込んでのスタートとなった。
 
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
 
個別では、ファストリやダイキンなど値がさ株の一角が安い。東エレクや信越化が下落した。三菱商や第一三共も売られた。一方、新たな人工知能(AI)活用策を示した米アップルの関連銘柄とされるTDKや村田製など電子部品の一角が高い。ソフトバンクグループ(SBG)や伊藤忠が上昇した。

 

 

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