反落スタート、米ダウ平均下落で

【寄り付き概況】

30日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比227円28銭安の3万8241円35銭。

 
全般は様子見ムードが強く、足もとで方向感が見えにくい状況となっている。前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開となり、NYダウが小幅反落したものの、ナスダック総合株価指数はわずかに高く引けた。
 
31日に予定されるFOMCの結果発表を前に売り買いともに手控え感が強かったが、東京株式市場でも同日にFOMCに先立って日銀金融政策決定会合の結果発表を控えており、やはりポジションを一方向には傾けにくい局面にある。きょう1日を通じて半導体関連株の動向が全体相場の方向性を左右しそうだ。
 
主力株の一部に持ち高調整の売りが出やすかった。30日の東京市場では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)などの値がさ株が売りに押されている。
 
東証株価指数(TOPIX)も反落している。
 
個別では、東エレクやアドテスト、レーザーテクなど半導体関連が売られているほか、信越化や塩野義も下落している。一方、トヨタやホンダなど自動車株が上昇しているほか、ファナックやリクルートも買われた。

 

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