反落スタート、欧米株安などで売りが優勢

【寄り付き概況】

22日午前寄り付きの日経平均株価は、前営業日比236円59銭安の2万2456円45銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、16.19ポイント安の1734.44で始まった。
 
現地21日の米国株式は、NYダウが8日続落し、ナスダック総合指数は反落。引き続き、米国の中国やEU(欧州連合)との貿易摩擦の激化が警戒されるなか、6月米フィラデルフィア連銀製造業景況指数が、市場予想の平均を下回ったことも重しとなった。
欧州株式も軟調な展開だったこともあり、売りが優勢となっている。
 
外国為替市場では1ドル=110円を下回る円高方向に振れており、これも輸出セクター中心に買い手控えムードを助長している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは石油、鉱業、銀行、ガラス土石、非鉄、輸送用機器など。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友、マネックスGが下押し、東京海上は軟調。任天堂、ファーストリテが売られ、ソフトバンクGはさえない。トヨタが値を下げ、SUBARUは下げがきつい。東エレク、ソニー、SMC、ファナック、コマツは安い。SUMCOは大幅安となっている。
半面、マルハニチロ、ニチレイが買われ、JT、中外薬、JR西日本は強含み。カシオ、昭和電工が上昇している。
 
本日、ライトアップ<6580>がマザーズ市場へ上場した。現在、公開価格である2820円に買いが約38万株、売りが約21万株、差し引きでは約17万株となっている。

 

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