反落スタート、欧州株安で売り先行

【寄り付き概況】

 
20日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比160円44銭安の3万8410円32銭。
 
前日は米国株市場がジューンティーンス(奴隷解放記念日)の祝日で休場だったことから手掛かり材料難が意識されるが、前日の欧州株市場でフランスやドイツの主要株価指数が終始軟調な値動きとなったことを受け、足もと買い手控えムードが強い。日経平均は前日に買い優勢で始まった後、後場は失速するなど上値の重い展開で、きょうもその流れが続く可能性があるだろう。
 
一方、外国為替市場でドル高・円安に振れていることは輸出セクター中心に追い風となり、日経平均にも浮揚力が加わることが考えられる。
 
東証株価指数(TOPIX)も反落している。
 
個別では、東エレクやニデックが下落しているほか、ホンダやトヨタなどの自動車関連株は売られた。一方、リクルートや第一三共が上昇しているほか、セブン&アイやOLCも買われた。

 

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