【寄り付き概況】
24日の日経平均株価は小幅反落で始まった。始値は前営業日比9円25銭安の4万5484円41銭。
最高値更新基調を続けていたNYダウが5日ぶりに反落、ナスダック総合株価指数も4日ぶりに小安く引けるなど上昇一服となった。パウエルFRB議長が23日の講演で、物価高のリスクと雇用が下振れするリスク双方に触れ、10月のFOMCでの利下げの可能性について明言しなかったことが、市場心理を冷やしたとみられている。
東京株式市場でも米株高と並走する形で日経平均は最高値圏を走るが、きょうは目先利益確定の動きが出やすい。
一方、下値では出遅れた向きの押し目買いが入り底堅さも発揮しそうだ。
一方、下値では出遅れた向きの押し目買いが入り底堅さも発揮しそうだ。
個別ではソフトバンクグループ(SBG、9984)が上昇している。日本時間24日、米国の人工知能(AI)インフラに投資する「スターゲート」計画に関する新たな5カ所のAIデータセンターの開発計画を発表し、好感した買いが入っている。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、東エレクは朝安後、上昇に転じた。任天堂やコナミGも高い。一方、アドテストやファストリは下落している。ソニーGも安い。
