【寄り付き概況】
9日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比42円31銭安の2万3135円79銭。円相場が1ドル=108円台半ばと円高方向で輸出株中心にネガティブ材料となっている。
前日のNYダウが460ドルあまり上昇するなど連日の大幅高となったほか、ナスダック総合指数は約3カ月半ぶりに史上最高値を更新するなど強気相場に傾いており、リスクオンを東京市場も引き継ぐ流れにある。
ただ、日経平均は前日まで6連騰でほぼ1300円の上昇をみせているほか、日経平均の騰落レシオが前日時点で157％まで上昇するなどテクニカル指標面でも過熱感が意識されていることで、売り買い交錯の展開でスタートしている。
個別では、東エレク、アドバンテス、信越化の半導体関連株やトヨタ、日産自、村田製、TDKが値を消している。また、日本製鉄、JFE、コマツ、日立建機が売られ、第一三共、アステラス薬の薬品株も軟化している。このほか、任天堂、エムスリー、ネクステージも軟調となっている。
半面、三菱UFJ、三井住友、みずほFGのメガバンク株や野村、大和証G、第一生命、東京海上が値を上げ、JAL、ANAHD、帝人、東レ、クラレもしっかりしている。また、キヤノン、パナソニック、ファナックが堅調で、NTT、NTTドコモ、ソフトバンクGも値を上げている。このほか、アークランド、LIXILビバが上伸している。
テクニカル的には石油資源（1662）、東急建設（1720）、西松（1820）、前田建（1824）、佐田建（1826）、矢作建（1870）、東亜建（1885）、若築（1888）、五洋建（1893）、住友林（1911）、巴コーポ（1921）、東京エネ（1921）、LIFULL（2120）、アルトナー（2163）、エスクリ（2196）、キューブシ（2335）、パルG（2726）、エディオン（2730）、ヨコレイ（’2874）、ラクーン（3031）、ハイパー（30054）、ココカラ（3098）、APC（3175）、すかい（3197）、イーグランド（3294）、宮地エン（3431）、芦森工（3526）、アレンザ（3546）、ワールド（3612）、ボルテージ（3639）、クロスマーケ（3635）、SI（3826）、石原産（4028）、チタン工（4098）、理ビタ（4526）、ラウオンドワン（4680）、りらいあ（4708）、OBC（4733）、TOW（4767）、資生堂（4911）、富士石油（5017）、コスモエネ（5021）、AGC（5201）、共英製鋼（5440）、山特鋼（5481）、住友鉱（5713）、古河機（5801）、リョービ（5851）、コロナ（5909）、キャリアリ（6070）、Nフィールド（6077）、リクルート（6098）、ベル24（6183）、インソース（6200）、日阪製（6247）、マルマエ（6264）、コマツ（6301）、住友重（6302）、日立建（6305）、北川鉄工（6317）、サムコ（6387）、加藤製（6390）、フジテック（6406）、ブラザー（6448）、グローリー（6457）、リケン（6462）、日精工（6471）、三菱電（6503）、オリジン（6513）、アイモバ（6535）、東芝テック（6588）、ヤーマン（6630）、アイホン（6718）、新電元（6844）、遠藤照（6932）、双葉電（6986）、北電工（6989）、三菱ロジ（7105）、マーキュリア（7190）、アイシン（7259）、コンドーテック（7438）、萩原電（7467）、エスケイ（7608）、リズム（7769）、スノーピーク（7816）、IFIS（7833）、大建工（7905）、東リ（7971）、忠（8001）、極東貿（8093）、木曽路（8160）、地銀セクター、みずほリ（8425）、アジア投資（8518）、ジャックス（8584）、岡三（8609）、水戸（8622）、極東（8706）、地所（8802）、明和地（8869）、ファースト住（8917）、FJネク（8935）、ファイズ（9325）、日テレ（9404）、テレ朝（9409）、日本BS（9414）、日本通信（9424）、NTT（9432）、KADOKAWA（9468）、北海電（9509）、静ガス（9543）、長大（9624）、ISP（0702）、日鉄物産（9810）、サックスバー（9990）が動兆。
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