【寄り付き概況】
26日午前の日経平均株価は、時間外取引でのNYダウ先物安などを嫌気した売りが先行し、前日比125円99銭安の2万8696円30銭と、反落して始まった。
前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちの展開となり、NYダウは小幅ながら3日続落となったが、ナスダック総合指数は5日続伸し最高値更新基調が続いている。
ただ、NYダウはワクチン普及に対する不透明感などから取引前半に400ドルを超える下げをみせるなど波乱含みの展開で、東京株式市場も目先様子見ムードとなりやすい。米追加経済対策成立に向けた動きや、本格化する主要企業の決算発表を見極めたいとの思惑が上値を重くしている
個別では、トヨタ、富士通、ダイキンが安く、ソニー、ソフトバンクG、ファーストリテもさえない。半面、東エレク、ファナック、アルプスアルが堅調となっている。
