反落、利益確定売り先行

【寄り付き概況】

 
14日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比152円87銭安の2万2631円87銭。前日に日経平均は先物主導で500円近い上昇を示したが、その反動が出る形で、利益をいったん確定させようとする短期勢の売りが先行している。
 
米国株市場が目先高値波乱含みの動きとなり、にわかにリスク回避の流れが意識されている。米国では新型コロナウイルスの感染拡大を背景にカリフォルニア州などで経済活動を一部止める動きが出ており、これがマーケット心理を冷やしナスダック総合指数は大幅安となった。
東京株式市場でもハイテク株をはじめ目先利益確定の動きが顕在化、取引時間中は中国・上海株市場の動きや米株価指数先物の動向を横目に不安定な動きが想定される。
 
個別ではトヨタ、ソニー、ファナックが安く、ソフトバンクG、東エレク、安川電は軟調となっている。半面、塩野義、エーザイ、信越化が堅調となっている。
 
テクニカル的には、ファーストコ(1430)、日本粉(2004)、昭和産(2004)、亀田菓(2220)、森乳(2264)、デジア(2326)、ゲオ(2681)、綿半(3199)、トーカロ(3433)、三菱総研(3636)、メディアドゥ(3678)、ノムラシス(3940)、信越(4063)、扶桑化(4368)、東海ソフト(4430)、一工薬(4461)、日空調(4658)、クミアイ(4996)、日ヒューム(5262)、タツモ(6266)、SMC(6273)、エアーテック(6191)、日立建(6305)、アイチ(6345)、モリタ(6455)、前澤給(6485)、山洋電(6516)、グレイス(6541)、マキタ(6586)、ダイヘン(6622)、富士通(6702)、古野電(6814)、エスペック(6859)、キーエンス(6861)、ナガイレ(7447)、ドウシシャ(7483)、コーナン(7516)、シナネン(8132)、MrMax(8203)、岩井(8707)、AIT(9381)、ワイヤレスG(9419)、ナガワ(9663)、TKC(9746)、富士ソフト(9749)、オオバ(9765)、関西スパ(9919)、アルテック(9972)が動兆。
 
人気はエスクロー(6093)、ブロッコリ(2706)、オンワード(8016)、リテールパ(8167)、松屋R&D(7317)、キリン堂(3194)、LIXILビ(3564)、ライフ(8194)、USENNEXT(9418)、アイティフォー(4743)、アレンザ(3546)、GMOアド(4784)、タマホーム(1419)、シンバイオ(4582)。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次