【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比16円99銭安の2万3813円59銭。前日のNYダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反落したうえ、日経平均が年初来高値圏で推移するなか、利益確定売りが優勢となった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落して始まった。
きょうは、海外投資家の参戦が見込めず前日同様に売り買いともに様子見ムードが強い。前日の米国株市場はクリスマス前日で半日取引だった。
ナスダック総合指数は10日続伸と上昇基調を続けており、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も小幅ながら4日続伸となっている。東京株式市場でも手掛かり材料が非常に少ないなか、これは支援材料となりそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種が高く、値上がり上位に倉庫、石油、鉱業など。値下がりで目立つのはゴム製品、輸送用機器、ガラス土石など。
個別では、三菱UFJ、三井住友の銀行株やソニー、ソフトバンクG、ファーストリテが軟調。また、野村、大和証Gの証券株やアマダHD、ツガミの機械株、古河電、フジクラの電線株も安い。
半面、アドバンテス、信越化、SUMCOの半導体関連株や武田、アステラス薬、第一三共の薬品株がしっかりで、JXTG、出光興産の石油関連株の一角も堅調。任天堂は上昇した。
テクニカル的には、コシダカ(2157)、プリマ(2281)、ツクイ(2398)、インフォマート(2492)、くら(2695)、ヨシムラF(2884)、北の達人(2930)、アルファ(3434)、システム情報(3677)、中外薬(4519)、ペプチド(4587)、洋インキ(4634)、フォーカス(4662)、オービック(4684)、CTC(4739)、日精線(5659)、三浦工(6005)、FUJI(6134)、アンリツ(6754)、横河電(6841)、日光電(6849)、イントラスト(7191)、曙ブレ(7238)、TSテック(7313)、三井倉(9302)、アイン(9627)が動兆。
