【寄り付き概況】
31日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前週末比129円96銭安の2万9019円45銭。
前週末の欧米市場は総じて堅調な値動きをみせたものの上げ幅は小さかった。米国株市場ではNYダウが3日続伸となったが、過去最高値近辺で目先利益確定の売り圧力も意識されている。
前週末に日経平均が先物主導で大きく買い優勢に傾き、600円上昇しており、目先の利益を確定する売りが先行している。きょうはその反動が出やすいタイミングにあった。
ただ、国内ではこれまで世界的に接種が遅れていた新型コロナワクチンの普及が進展をみせていることで、消費関連の一角など内需系銘柄の下値を支える追い風材料となりそうだ。また、米国ではエヌビディアが5%近い上昇をみせるなど半導体セクターが強い動きをみせたことで、この流れもポジティブに作用する可能性がある。
ソフトバンクグループ(SBG)やダイキンが売られている
