【寄り付き概況】
20日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前週末比207円41銭安の1万9689円85銭。
前週末のNYダウが700ドルあまり上昇し、ナスダック総合指数も100ポイント超の上昇をみせた。トランプ米大統領が経済活動再開に向けた指針を明らかにしたことなどが買い材料となったが、前週末の東京市場では米株市場に先立ってこれを織り込み日経平均を大幅上昇させており、きょうはその反動で利益確定売りが優勢となっている。
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=107円台の半ば(前週末17日終値は1ドル=107円79-81銭)、1ユーロ=117円前後(同116円72-76銭)で取引されている。
主力株中心に、ネガティブに作用している。下値では日銀のETF買いへの期待があり下げ幅も限られそうだ。
個別では、トヨタ、ホンダ、日産自の自動車株や東エレク、アドバンテス、スクリンの半導体関連株が売られ、日本製鉄、JFE、コマツ、日立建機も下落している。
また、野村、大和証G、東京海上、SOMPO HDが値を消し、村田製、TDK、太陽誘電、ファナック、安川電も軟調。任天堂、ファーストリテも値を下げている。
半面、ソフトバンクGがしっかりし、帝人、旭化成の化学株や武田、小野薬など薬品株の一角が高く、石川製、豊和工が値を上げている。
テクニカル的にはリーテック(1938)、BBT(2564)、ハローズ(2742)、CRE(3458)、JM(3539)、マイネット(3928)、扶桑化学(4368)、大塚商(4768)、アース(4985)、ナガイレ(7447)、薬王堂(7679)、日コンセプト(9386)、大ガス(9532)、SBG(9984)が動兆。
人気はカネカ(4118)、インタートレ(3747)、ベルトラ(7048)、FRONTEO(2158)、きずな(7086)、日サード(2488)、オープンドア(3926)、TOWA(6315)、エムアップ(3661)、カーブス(7085)、TKP(3479)、竹本容器(4248)、FFRI(3692)、ワコム(6727)、プレシジョン(7707)。
