反発後、上値の重い展開か

27日の日経平均株価は反発後、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万6600円-2万7000円を想定。
NYダウ平均は516ドル高の32637ドルで取引を終えた。
日経平均株価はきのう26日まで3日続落していた反動や、現地26日の欧米株高から、買い先行スタートとなろう。
ただ、直近では心理的なフシ目の2万7000円近辺で、戻り待ちの売りに上値を抑えられる状況が続いている。買い手がかり難のなか週末要因も重なり、買い一巡後は、伸び悩み商状となる場面もありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=127円台の前半(26日は126円59-61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=136円台の前半(同135円30-34銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄には支えとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比350円高の2万6960円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■日本ケミファ <4539>
今期最終を83%上方修正。
 
■レナサイエンス <4889>
ニプロ <8086> と締結した「血中透析中の低血圧を予測する人工知能(AI)アルゴリズム開発」に関する共同研究契約を2年間延長することで合意。
 
■エクストリーム <6033>
角川ゲームスの会社分割による吸収分割承継会社の第三者割当増資を引受け、特定子会社化する。
 
■インフォマート <2492>
「IT導入補助金2022」のIT導入支援事業者として採択。「BtoBプラットフォーム」シリーズが補助金対象のITツールとして認定。
 
■パレモ・ホールディングス <2778>
5月既存店売上高は前年同月比31.7%増と増収基調が続いた。
 
■アルデプロ <8925>
今期配当を5円増額修正。
 
■日本郵船 <9101>
9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。今期配当を実質0.5%増額修正。
 
■東京電力ホールディングス <9501>
持ち分法適用関連会社であるユーラスエナジーホールディングスの保有株式を豊田通商 <8015> に譲渡。これに伴い、23年3月期に売却益1652億円を特別利益に計上する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
27(金)
5月都区部消費者物価指数(8:30)
《決算発表》
SBI
 
【海外】
米4月個人所得・個人消費支出(21:30)
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

株ちゃんofficial xはこちら!
目次