反発後、もみ合い相場展開か。

15日の東京株式市場は反発後、もみ合い相場展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万3600円-2万3900円を想定する。
前週末12日のNYダウ・ナスダック総合指数が連日で史上最高値を更新。欧州株式も堅調に推移したこともあり、買い先行のスタートとなろう。
ただ、現地15日はキング牧師生誕日の祝日で休場となることから、模様眺めムードが広がる可能性もありそう。
 
日経平均のもち合いが継続するなか、資金はマザーズやJASDAQといった新興市場にシフトしやすい面もある。次世代電池や働き方改革、省力化投資、仮想通貨といったテーマ株物色も引き続き健在である。押し目買い意欲の強さも窺える中、好循環物色が続こう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半とやや円高方向にある。対ドルでの動きに、神経質な展開となることも予想される。
ただ、良好な地合いが維持されやすいことから、為替が落ち着いた動きとなるならば、買いの勢いが増す展開も期待できるだろう。

12日シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比180円高の2万3820円だった。
 
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
23820 ( +180 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
23855 ( +215 )
( )は大阪取引所終値比
 
【好材料銘柄】
■北の達人コーポレーション <2930>
今期経常を82%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2.5円増額。
 
■ファーストブラザーズ <3454>
今期経常は46%増で2期ぶり最高益、3円増配へ。
 
■エスケイジャパン <7608>
今期経常を一転2倍増益に上方修正。
 
■サイバーステップ <3810>
今期経常を一転23%増益に上方修正・12期ぶり最高益更新へ。
 
■アドテック プラズマ テクノロジー <6668>
今期経常を一転4%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■ラピーヌ <8143>
3-11月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
 
■IGポート <3791>
上期経常が59%増益で着地・9-11月期も4.2倍増益。
 
■レイ <4317>
3-11月期(3Q累計)経常は2.6倍増益・通期計画を超過。
 
■旭化学工業 <7928>
9-11月期(1Q)経常は2.6倍増益で着地。
 
■フィル・カンパニー <3267>
今期経常は64%増で4期連続最高益更新へ。
 
■SHIFT <3697>
上期経常を38%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
15(月)
12月マネーストック(8:50)
12月工作機械受注(15:00)
《決算発表》
キャンドゥ、ヨシムラフード、TKP、メディアドゥ、サイバーS、ウォンテッドリ、マネフォワ-ド、サインポスト、Gunosy、メタップス、東宝
 
【海外】
休場:米(キング牧師誕生記念日)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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