反発後、もみ合い展開か

7日の東京株式市場は反発後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万700円-2万900円。
シカゴ日経平均先物に寄せて高く始まるだろうが、積極的に上値を追う動きにはなりづらいと予想する。日経平均は節目の2万1000円に迫るところでは戻り売りも出てくると思われる。
買い一巡後は、8日から9日にかけて福岡市でG20(主要20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議が控えるほか、週末要因も重なり、手控えムードが広がりそうだ。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(6日終値は108円23-24銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の前半(同121円57-61銭)と円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所終値比140円高の2万880円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■大木ヘルスケアホールディングス <3417>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.4%にあたる20万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月7日から11月30日まで。
 
■電算システム <3630>
ゆうちょ銀行と払込票を利用したスマホアプリ決済サービス「ゆうちょPay」を開始。
 
■オルトプラス <3672>
女性向け恋愛ゲームブランド「オトメイト」を主力とするアイディアファクトリーと資本業務提携。アイディアファクトリーを割当先とする自己株処分を行う。調達する2613万円は協業タイトルの開発に充当する。
 
■インパクトホールディングス <6067>
インド最大のカフェコーヒーチェーン「Coffee Day」を傘下に持つCoffee Day Groupとの合弁会社を通じ、インドでコンビニエンスストア事業を展開する。既存店をコンビニエンスストア業態に転換することで、プレミアム業態とキヨスク業態を合わせて8月に390店舗を出店する計画。また、5年以内に合計2000店舗の出店を計画、インドでナンバーワンのコンビニチェーンを目指す。
 
■デュアルタップ <3469>
インドのホテル運営企業オヨとヤフー <4689> の合弁会社であるOYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPANと業務提携。スマートフォンひとつで物件探しから入居ができる賃貸サービス「OYO LIFE」に物件を提供する。
 
■識学 <7049>
ブティックス <9272> [東証M]と介護領域における識学サービス利用促進で事業提携。
 
■NATTY SWANKY <7674>
5月既存店売上高は前年同月比3.2%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
 
■プレミアムウォーターホールディングス <2588>
レオス・キャピタルワークスが6日付で財務省に提出した大量保有報告書によると、レオスの同社株式保有比率は6.21%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】

【国内】
7(金)
4月家計調査(8:30)
4月毎月勤労統計(8:30)
4月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
積水ハウス、ベステラ、アルトナー、日駐、ケア21、くら寿司、ロックフィール、ファーマフーズ、鳥貴族、バルニバーヒ、ポールHD、ソフトウェアサー、アイル、gumi、ミライアル、クミアイ化、日本スキー、イトクロ、日ビュホテル、アイモバイル、ハイレックス、ファースト住、エイチ・アイエス、カナモト
 
【海外】
米5月雇用統計(21:30)
米4月消費者信用残高(6/8 4:00)
休場:中国、香港(端午節)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次