2日の東京株式市場は反発後、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万1600円-2万1900円。
現地1日の米国株高を受け、買いが先行するとみられる。
ただし、引け後に決算を発表したアップルが時間外で下落しており、日本株の上値を抑える材料になるだろう。
足元で値動きの荒い展開が続き長期的な投資がしづらいなか、週末要因や米雇用統計の発表前で様子見姿勢も強まりやすく、手控えムードが広がる可能性もありそう。物色は好業績銘柄へ中心になりそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ば(1日終値は112円89-91銭)と円高に振れ、一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円23-27銭)と円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比225円高の2万1765円だった。
【好材料銘柄】
■ハウス食品グループ本社 <2810>
今期経常を9%上方修正・25期ぶり最高益、配当も4円増額。
■IHI <7013>
上期経常が2.5倍増益で着地・7-9月期は黒字浮上。
■ミライト・ホールディングス <1417>
今期経常を一転10%増益に上方修正・最高益更新へ。
■TOKAIホールディングス <3167>
上期経常が14%増益で着地・7-9月期も16%増益
■トラスト <3347>
上期経常を32%上方修正。
■FCM <5758>
アスパラントグループSPC5号がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。まず筆頭株主の古河電気工業 <5801> から1株3050円で約55%を取得。その後、一般株主から1株4200円で買い付ける。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
2(金)
10月マネタリーベース(8:50)
GPIFが2Q運用状況公表
《決算発表》
NTTデータ、旭化成、ANA、伊藤忠、レンゴー、武蔵精密、三菱商、セブン銀行、森永乳、伊藤米久、日新製鋼、オカムラ、丸紅、ニッコンHD、アウトソシング、サッポロHD、アサヒ、ジョイ本田、ニッタ、新日鉄住、サトーHD、理想科、アズビル、日光電、イリソ電子、JIA、いすゞ、ケーヒン、三菱食品、日本ライフL、アシックス、SGHD、ヒロセ電、長瀬産
【海外】
米9月貿易収支(21:30)
米10月雇用統計(21:30)
米9月製造業受注(23:00)
《米決算発表》
エクソンモービル、シーゲイト・テクノロジー、シェブロン、アッヴィ
休場:ブラジル
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
