反発後、もみ合いか

 
21日の日経平均株価は反発後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、2万7500円-2万7800円。
NYダウ平均は549ドル高の3万4511ドルで取引を終えた。前日の大幅安から一転、リスク選好ムードの強い地合いとなり、景気敏感株が上昇を先導。前日の下げの大半を戻した。
米国株が大きく上昇したことで、日本株も押し目買い機運が高まると予想する。
 
日経平均株価はきのう19日に5日続落となり、終値ベースでの下げ幅は1300円を超えた。短期的な売られすぎ感や、現地20日の欧米株式が反発した動きもあり、買い先行となりそう。ただ、東京オリンピックの開催で、あす22日から24日まで4連休となることから、模様眺めムードが強まりそうで、買い一巡後は、伸び悩む場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(20日は109円62-63銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円17-21銭)と、やや円安方向にある。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比320円高の2万7730円だった。
                                                         
 
【好材料銘柄】
 
■テラ <2191>
米Cellex社製新型コロナウイルス簡易抗体検査キットの大型案件を受注。受注額は2277万円。
 
■イーグル工業 <6486>
上期経常を67%上方修正、通期も増額。
 
■NOK <7240>
今期経常を47%上方修正。
 
■明豊エンタープライズ <8927>
今期経常を84%上方修正、配当も3円増額。
 
■INEST <3390>
東証が21日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
 
■ドリコム <3793>
4-6月期経常利益を従来予想の3.5億円→5億円に42.8%上方修正。
 
■ビープラッツ <4381>
トヨタファイナンスが展開するカー用品などの定額サービス「TFC SubscMall」に、サブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats」が採用。
 
■三菱食品 <7451>
発行済み株式数の25.10%にあたる1458万8290株の自社株を消却する。消却予定日は8月31日。
 
■エプコ <2311>
上期経常を27%上方修正。6月売上高は前年同月比5%増。
 
■プラップジャパン <2449>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.7%にあたる11万株(金額で1億4608万円)を上限に、7月21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
21(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合議事要旨(6/17~18開催分)
6月貿易収支(8:50)
6月訪日外国人客数
《決算発表》
日電産、オービック、野村不HD、OBC、ジャフコG、東製鉄、キヤノン電、ナフコ、岩井コスモ、サーティワン、エイトレッド
 
【海外】
米20年国債入札
ビットコイン関連イベント「The B Word」開催
《米決算発表》
ベライゾン・コミュニケーションズ、コカ・コーラ、テキサス・インスツルメンツ
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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