反発スタート、NYダウ上昇を受け買い先行

【寄り付き概況】

25日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比242円38銭高の2万6213円20銭。上げ幅は一時300円を超えた。
 
前日の米株式市場は、NYダウが92ドル高と反発。ロシアによるウクライナ侵攻を受け、一時800ドルを超す下落となったが、下値に買いが流入しプラス圏に切り返して取引を終えた。これを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=115円50銭前後と大幅な円安で推移している。
 
主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5営業日ぶりに反発し、3.7%上昇した。東京市場でも、東エレクやアドテストといった半導体関連銘柄に買いが入り、指数を押し上げている。年始から下げ幅が大きかったグロース(成長)株の上昇も目立っている。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種が高く、値上がりは空運、海運、電気機器、陸運など。値下がりは鉱業、保険、銀行、石油、非鉄など。
 
きょうは2月末の配当権利落ち日にあたる。QUICKによると、日経平均の配当落ちの影響度は13円程度。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも反発している。
 
個別では、ソフトバンクグループやZHD、トレンドの上げが目立つ。川崎汽や三菱商、JR西日本も高い。一報、INPEXや住友鉱、東ガスが安い。りそなHDや東京海上など金融株の下げも目立っている。

 

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