反発スタート、4円下落が支え

【寄り付き概況】
 

18日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比342円82銭高の3万6546円04銭。
 
前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて上昇したが、米国株市場ではFOMCの結果発表を目前にNYダウがやや上値の重い展開で小幅ながらマイナス圏で引けている。
この日に発表された8月の米小売売上高が事前のコンセンサスに反し上昇したことで、長期金利が水準を切り上げ目先筋の利益確定売りを誘った。しかし、下値では押し目買いが観測され底堅さも発揮し、ナスダック総合株価指数の方は小幅ながら高く引けている。
 
これを受けて東京株式市場では過度な不安心理が後退している。そうしたなか、外国為替市場で急速にドル高・円安方向に押し戻されていることが追い風材料となっている。
 
東京外国為替市場では141円台後半に下げ渋っているが、前日の日銀公表値(140円60銭近辺)と比べると円安・ドル高でトヨタなどの買いを誘っている。アドテストも買われている。
 
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
 
個別では、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、リクルート、TDKが高い。一方、中外薬、NTTデータ、花王、ソフトバンクが安い。

 

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