反発スタート、自律反発狙いの買い

【寄り付き概況】

26日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比64円29銭高の2万6299円54銭。

前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って上昇に転じたことで、足もと過度な不安心理は後退している。日経平均株価は12月半ばを境に大きく水準を切り下げてきた反動もあり、目先は値ごろ感からの押し目買いが誘導されやすい状況にある。
一方、今晩は米国株市場や欧州の主要国株式市場が休場となることで、海外投資家の参戦が限られる。東京株式市場は薄商いのなか日経平均も比較的狭いゾーンでのもみ合いが予想される。
ただ、中小型株を中心とした個別株のテーマ買いの動きは継続しそうだ。

前週に1200円超下落しており、23日には約2カ月半ぶりの安値となった。前週に下落が目立った自動車などの輸出関連株に見直し買いが入っている。

また、前週末の米株式市場では主要株価指数がそろって上昇。資源高を背景に恩恵を受けやすい銘柄に買いが入った。東京市場でも商社株や資源関連株が買われている。

一方、日銀が長期金利の上限を引き上げ、貸出金利の上昇による利ざや改善期待で前週に物色が向かった銀行株は利益確定の売りに押されている。

東証株価指数(TOPIX)は反発している。

個別では、出光興産や双日が上昇。トヨタやマツダ、コマツも買われている。一方、三井住友FGやりそなHDが安い。HOYAやニチレイも下落している。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次