反発スタート、米株高支え

【寄り付き概況】

2日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比8円92銭高の3万8216円95銭。

前週末の米国株市場は感謝祭の翌日で半日取引となったが、NYダウ、ナスダック指数ともに上昇した。NYダウや機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数が揃って史上最高値を更新、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も最高値に接近している。

これを受け東京株式市場もリスクオンの地合いが期待されるところだが、外国為替市場では円高が一段と進んでおり、これが自動車やハイテクセクターに逆風となっている。足もと強弱観対立のなか、方向感がつかみにくい展開となっている。

東証株価指数(TOPIX)は反発している。

個別では、テルモや資生堂は下落している。半面、TDKやファナックが上昇している。

 

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