反発スタート、米株高を好感

【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比276円86銭高の2万8953円32銭。
 
前日の米国株式市場では景気敏感株やハイテク株など幅広く投資マネーが流入しNYダウをはじめ主要3指数が揃って上昇、機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数は連日で過去最高値を更新した。
これを受けて東京株式市場でも主力株をはじめ広範囲にリスクを取る動きが優勢となっている。米国では半導体関連株への買いが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も最高値を更新していることで、東京株式市場でも同関連株に物色人気が高まりやすい。日経平均はフシ目の2万9000円台回復も意識される。
 
外国為替市場では1ドル=114円台後半まで円安・ドル高が進み、東京株式市場では輸出関連の採算改善も意識されている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発。
 
個別では、値がさの東エレクが上昇して始まり、連日で上場来高値を更新した。レーザーテクやソニーGも買われている。一方、郵船など海運株はさえない。

 

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