【寄り付き概況】
2月相場入りとなった1日の日経平均株価は、前日比177円81銭高の2万3276円10銭と反発してスタート。
続落が続いた反動に加え、前日の米国株高を好感した買いが広がっている。日経平均株価は7営業日ぶりに反発し、東証株価指数(TOPIX)もしっかり。
前日のNYダウなど主要3指数が揃って上昇、目先はリスクを取る動きが優勢となっている。日経平均は前日までの6日間で下げ幅は1000円を超えており、突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが入りやすいところ。
外国為替市場で1ドル=109円台前半の推移とドル安・円高が一服していることも輸出株中心にポジティブに働いている。主力株の戻りに加え、四半期決算発表の本格化を背景に中小型の好業績銘柄や個別テーマ株にも物色の矛先が向かいそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、28業種前後が高く、値上がり上位に銀行、鉄鋼、石油、卸売、電力ガスなど。
個別では、トヨタが買われ、日野自は大幅高。日立、ファナックがにぎわい、ソニー、コマツは堅調となっている。任天堂、KDDIが値を上げ、ソフトバンクG、ファーストリテ、三井住友、野村は反発している。
半面、エプソンが急落し、富士通、東エレク、IHIが値を下げ、シャープは安い。日東電工、三井不が売られ、大成建は軟調。電通が緩み、新生銀は大幅安となっている。
外資系等は、グリーンズ(6547)、ゼオン(4205)、三和(5929)、コマツ(6301)、住友重機(6302)、日立(6501)、FCC(7296)、日本ライフL(7575)、スクリン(7735)、任天堂(7974)、JAL(9201)、スターフライヤー(9206)、M&Aセンター(2127)、ヒューリック(3003)、信越ポ(7970)、フルヤ金(7826)に注目。
225先物はメリル・野村・大和・ナティクス・シティ・三菱が買い越し。
クレディ・アムロ・GS・バークレイス・JP・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物は日興・ソジェン・パリバ・三菱・みずほ・シティが買い越し。
大GS・JP・和・モルスタ・ドイツ・JP・クレディが売り越し。
テクニカル的には、SMS(2175、キューピー(2809)、ヒューリック(3003)、ヴィンクス(3784)、Minori(3822)、パイプド(3919)、テイカ(4027)、日精化(4362)、第一三共(4568)、サーバーエージェ(4751)、ソフトブ(4779)、MARUWA(5344)、洋鋼板(5453)、モリ工業(5464)、鎌倉新書(6184)、酒井重(6358)、UMCエレ(6615)、JVC(6632)、アンリツ(6754)、フォスター(6794)、リオン(6823)、エイベックス(7860)、神鋼商(8075)、Eギャラ(8771)、ヤマト(9064)、日コンセ(9386)、テレ東(9413)が動兆。
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