【寄り付き概況】
12日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比161円40銭高の3万2629円16銭。
前日の米国株市場では景気敏感株からハイテク株まで幅広く買われNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇、これを受けて東京株式市場でも買いが先行している。米国では主力ハイテク株への買いが特に目立っており、足もとでリスク選好ムードが高まった。日本でも長期金利が上昇傾向を強めている。
外国為替市場で円相場が1ドル=146円台後半と、前日に比べて円安・ドル高方向に振れている。
輸出採算が改善するとの見方からトヨタやホンダ、SUBARUなどが買われ、輸送用機器は業種別株価指数の上昇率の上位に顔を出している。
東証株価指数(TOPIX)は続伸して始まった。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、KDDIが高い。信越化やファナック、TDKも買われている。一方、アドテストが安い。川重やJFEも売られている。
