【寄り付き概況】
28日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比269円51銭高の3万2807円84銭。
前日の欧州株市場ではドイツやフランス、英国など主要国の株価指数が総じて上昇したほか、米国株市場でもNYダウが7日ぶりに反発するなど久々に買い戻しが優勢となった。この日に発表された複数の米経済指標が市場コンセンサスを相次いで上回ったことで、米経済失速に対する警戒感が和らぎ投資家心理が改善した。
また、ナスダック総合株価指数の上げが目立った。東京株式市場にもこの流れが波及する展開となっている。
外国為替市場で1ドル=144円近辺まで円安・ドル高が進むなか、東京市場では自動車や電気機器などを中心に買われている。
東証株価指数(TOPIX)も反発している。
個別では、SUBARU、ヤマハ発、リクルートが高い。一方、川崎汽、出光興産、中外薬は安い。
