反発スタート、米株高の流れ引き継ぐ

【寄り付き概況】

28日の日経平均株価は前週末比54円63銭高の2万2854円44銭で寄り付いた。
前週末のNYダウが150ドルあまり上昇、ナスダック総合指数も上値指向となっており、S&P500指数については最高値更新している。
米中が貿易問題を巡り閣僚級の協議を行い、USTR(米通商代表部)はいくつかの分野で進展がみられることを開示し、これが半導体関連株などを中心に好感されている。一方、東京市場では日経平均が前週末まで5日続伸となっている。
 
本格化する企業の決算発表を受けて、利益確定売り圧力も意識されるところで上値も重くなりそうだ。今週行われる日米の金融会合の結果を見極めたいとの思惑も上げ足を鈍らせる要因となりうる。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種が高く、値上がり上位にゴム製品、海運、非鉄、鉱業、鉄鋼など。

個別では、ブリヂストンは買われ、任天堂は値を上げている。東エレク、SUMCO、ファナックは堅調で、日本電産、ソニー、アドバンテス、エーザイは締まり、ソフトバンクGは強含んでいる。
 
半面、パーク24、住友不は売られ、OLCは値を下げている。NRIは軟調で、リクルートHDは緩んでいる。オリンパスはさえず、SMCは売られている。

テクニカル的には、浅沼組(1852)、アルトナー(2163)、アスクル(2678)、キリン堂(3194)、明治電機(3388)、テンポイノ(3484)、グリー(3632)、ファインデク(3649)、Minori(3822)、テラスカイ(3915)、応化工(4186)、積水樹(4212)、ミライアル(4238)、CTS(4345)、扶桑化学(4368)、日新薬(4516)、中外薬(4519)、りらいあ(4708)、IDHD(4709)、ライオン(4912)、小林製薬(4967)、ユシロ化(5013)、TOYOTIRE(5105)、日コン(5269)、特殊陶(5334)、大特鋼(5471)、アサヒ(5837)、ツガミ(6101)、日東工器(6151)、ベル24(6183)、IMAGICA(6879)、アドヴァン(7463)、西松屋(7545)、アルゴグラフ(7595)、パイロット(7846)、山善(8051)、東邦(8129)、木曽路(8160)、ロイヤル(8179)、パルコ(8251)、三井住友(8316)、地銀セクター、京急(9006)、総メディ(9277)、アイネット(9600)、ナガワ(9663)、富士ソフト(9749)、日伝(9902)が動兆。
 

 

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