【寄り付き概況】
26日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比140円37銭高の2万2160円52銭だった。
米中貿易交渉の進展期待から前日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇し、投資家心理が改善している。安倍晋三首相とトランプ米大統領が25日にNYで日米貿易協定の締結で合意したことや外国為替市場でも1ドル=107円台後半に円安に振れていることも買い安心感につながっている。
また、きょうは3月、9月決算銘柄の配当を確保する最終売買日ということもあって、インカムゲイン狙いの買いが全体相場に浮揚力を与える形が想定される。
JPX日経インデックス400が上昇、東証株価指数(TOPIX)は一時年初来高値を上回った。
寄り付き時点で業種別では33業種中、医薬品、精密機器を除きほぼ全面高。値上がり上位に鉄鋼、海運、非鉄など。
個別では、ファナックや東エレク、村田製、京セラが高い。トヨタやマツダも高い。任天堂は強含み。JFE、日本製鉄が高い。JAL、ANA、近鉄GHD、名鉄は小幅高、三菱UFJ、三井住友も買われている。
半面、指数寄与度の高いファストリが安い。アドバンテスト、ソニーがさえない。中外薬や塩野義、第一三共も軟調だ。OLC、ゼンショーHDは弱含み。コロプラが売られている。
テクニカル的には、コムシス(1721)、コシダカ(2157)、CDS(2169)、森永菓(2201)、井村屋(2209)、ルネサンス(2378)、ラクーン(3031)、物語(3097)、三栄建築(3228)、レナウン(3606)、アイスタイル(3660)、アバント(3836)、PRTIMES(3922)、プロト(4298)、ファンタジー(4343)、アルテリア(4423)、ニイタカ(4465)、ツムラ(4540)、ダントー(5337)、大チタ(5726)、マルマエ(6264)、SANKYO(6417)、ツナグ(6551)、東光高岳(6617)、ルネサス(6723)、太陽誘電(6976)、日プラスト(7291)、オーバル(7727)、キャノンMJ(8060)、チヨダ(8185)、ケーズ(8282)、フィディア(8713)、アニコム(8715)、邦ガス(9533)が動兆。
