反発スタート、米株高で

【寄り付き概況】
 

 
15日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比314円51銭高の3万8017円83銭と、3万8000円台に乗せた。
 
前日の米国株市場ではハイテク株を中心に買い戻され、NYダウなど主要株価指数が揃って上昇、ナスダック総合株価指数は上昇率でダウを上回った。
 
1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を受け一昨日に大きく値を下げた米株市場が切り返したことから、東京株式市場でも投資家のセンチメントが改善し幅広い銘柄に買いが先行している。
 
米国で半導体関連株の上昇が目立っており、それに追随する動きで同関連株が全体相場を牽引する格好に。日経平均は終値ベースで3万8000円大台に乗せられるかが注目されるだろう。
 
内閣府が15日発表した2023年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報値は、実質年率換算で前期比0.4%減だった。QUICKが集計した市場予想の中央値(1.0%増)を下回ったものの、現時点で日本株の売り材料とする雰囲気は乏しい。
 
東証株価指数(TOPIX)は反発している。
 
個別では、住友重や日東電、レゾナックが上昇している。一方、バンナムHDやオリンパス、TOPPANが下落している。
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